名だたる
武将たちが遺した
繁栄と終焉の記憶。
数々の武将によって
歴史が刻まれた戦国時代。
びわ湖に浮かぶ竹生島や
賤ヶ岳をはじめ、
各地で祈りと戦いが起こりました。
滋賀から時代を変えてきた
偉人たちに想いを馳せる旅へ。
雄大なびわ湖に浮かぶ、
織田信長らに愛された
神が住む島。
古くから神が住む島として信仰されており、国宝を有する宝厳寺や都久夫須麻(つくぶすま)神社があります。多くの武将に愛された島でもあり、近江を治めた浅井長政、織田信長、豊臣秀吉により保護・寄進が行われました。
豊臣秀吉による
戦国一の大出世に
つながったかつての
戦いの地。
リフトで山頂付近まで行くと、びわ湖と余呉湖、竹生島や長浜の街の美しい景色が眼下に広がり、伊吹山も望むことができます。かつて賤ヶ岳の戦いが行われた場所で、歴史と自然を感じつつ楽しむハイキングもおすすめです。
戦国武将浅井長政と
その妻お市と娘たちの
別離の舞台となった山城。
浅井氏3代の居城で、日本五大山城の一つ。浅井長政の妻お市とその娘たちは、小谷城での浅井氏滅亡後も波乱の運命を辿りました。城跡からはそんな歴史に想いを馳せながら、びわ湖や湖北の地を一望できます。
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安土城址
織田信長が栄華を極め、
たったの6年で廃城となった
幻の城。織田信長が安土山に築城した日本初の総石垣城。絢爛豪華を極めた名城ながらも、本能寺の変で天主は焼失してしまいました。織田信長が成し遂げようとしたことに想いを馳せながら、じっくり散策することができます。
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大溝城跡
明智光秀が設計した、
びわ湖の水運を活かした城跡。びわ湖に面した水城であった大溝城は、明智光秀が設計したと伝えられています。乙女ヶ池を外堀とし、びわ湖の水運を巧みに利用していたようで、発掘調査では船着場と考えられる遺構が見つかっています。
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佐和山城跡
名だたる戦国武将達が
争奪戦を繰り広げた、
近江の要衝。鎌倉時代に近江守護の佐々木氏が築城。以降は石田三成、井伊直政など名だたる武将が城主として名を連ねました。彦根城築城に際し、佐和山城の石垣や建材の一部が利用されたといわれています。
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西教寺
絶えることなく念仏が響き渡る、
明智光秀一族の菩提寺。天台真盛宗の総本山で、聖徳太子が創建したと伝えられています。織田信長による延暦寺焼き討ちの際に焼失しましたが、明智光秀が檀徒となり復興に尽力。境内には、光秀をはじめとする明智一族の墓があります。
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甲賀の里 忍術村
甲賀忍者の修行が体験できる、
自然の中の隠れ里。甲賀忍者ゆかりの地で、様々な仕掛けが隠された「からくり屋敷」や「手裏剣道場」など、ワクワクするような忍者修行を体験できる忍術村。大自然の中、昔ながらの隠れ里の雰囲気を味わうことができます。